2021.04.01昌子の気まぐれ日記
実家の母に電話した。辛夷と桜が綺麗に咲いているとのこと。「昨日は、黄砂のせいで山が霞んでよく見えなかった」そこは、周囲を山で囲まれた小さな温泉町。季節ごとに山は色を変える。「花もきれいだが、青い山の色が一番好き」そう言っていたのは、その地で暮らしていた父方の祖母。雨にけぶる渓谷の緑の間に、点々と咲く白い辛夷の花。春蝋燭というのだと、教えてくれたのは、父。
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