三好昌子(ミステリー作家)オフィシャルサイト

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縁見屋の娘(『このミステリーがすごい!大賞』受賞作)

縁見屋の娘

2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』
優秀賞受賞作

宝永の大火の後に、災いが生まれた。縁見屋の娘は、男児を産むことはなく…二十六歳で死ぬ!母も、祖母も、曾祖母も、その悪い噂のとおりの運命をたどった。ある日、修験行者が愛宕山からやってきた。天明八年、行者は娘を救うべく“秘術”を施そうとする…それには京の大半を巻き込むほどの“力”が必要だった…

著者コメント

ご挨拶Greeting

私の本を手に取って下さった方も、まだの方も、初めまして三好昌子です。この度は、このホームページにおいでいただき、ありがとうございます。
子供の頃から本好きで、小説を書きたい思いはあったのですが、中学生の頃、画家になると決め、本格的に書くことはありませんでした。
結局、画家の道も中途半端なまま結婚し、出産後、手描き染め関係の会社をやったりするうちに、ある日突然、小説を書かないまま死にたくない、との強い思いが湧き起こってきました。
今から思うと、幼い子供を連れて仕事をしようとした私に、世間の風は思いのほか冷たく、その現実から逃げたかったのかもしれません。
本気で小説を書き始めたのが、三十三歳の時。会社は休眠し、専業主婦をしながら書き続け、やっとデビューにこぎ着けたのが、五十八歳の時。実に二十五年もの月日が経っていました。
時間は掛りましたが、むしろ、これまで学んできたことのすべてが、小説の中に生かされているような気がします。
代々神主の家に生まれ育った私は、子供の頃から、「神様」に関心がありました。
「神とは何ぞや?」
いつしかそれが小説の主要なテーマになっていました。ですから、私の小説の中には、様々な「神様」たちが、いろんな形で隠れているかも……。
ともあれ、そこはエンターティンメント。私の書く物語は、二十五年間、樽の中でじっくり醸され続けたお酒のようなもの。どうぞ、お試しあれ。

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