2021.03.03昌子の気まぐれ日記
朝刊で、篠田桃紅さんの訃報を知った。墨彩の抽象画家として著名な方だった。私は密かにこの人に憧れていた。一生を、墨の美を極めるために費やした人だ。一〇七歳。生涯現役だった。実に、あっぱれだ。羨ましい。
私の絵の師、山形弘先生は、六八歳の時、肺炎で亡くなられた。その無念を思うと今でも胸が痛む。私は、果たしてどこまで行けるのだろうか。歩いて来た道は見えるのに、これから行く道は見えない。その道があるかどうかも、分からない。
美しき 名を持つ人の 逝きにけり 桃の花咲く 令和の弥生 昌子
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